日本ではいまだに終身雇用制を取る会社が大多数ですし、給料面においては年功序列が幅を利かせています。
日本ではこの終身雇用制のおかげでサラリーマンは安定した給料が得られるものとされますし、年功序列によって微々たるものかもしれませんが確実に給料が上がっていく仕組みが出来上がっているのです。
当たれば大きい個人事業主ですが安定した収入を得られるものとは理解されていませんし、サラリーマンのように毎年春に収入が上がると言う保証もありません。
このため何かにつけてサラリーマンの方が有利なことが多いのが現実なのです。
税金や経費の面で個人事業主の方が良いと思っているサラリーマンへ
サラリーマンは所得税をはじめとする各種税金が源泉徴収で取られているのに比べ、個人事業主はうまく調整(ごまかして?)しているからサラリーマンの方が絶対に損をしている。
サラリーマンは経費が認められていないのに、個人事業主は飲み食いしたものまで経費で落としている。
こういった話をするサラリーマンが多いですよね。
でもそれ以上にサラリーマンの方が有利なことがあるのです。
それは会社がつぶれてしまい、あなたが路頭に迷う確率は個人事業主が廃業するよりはるかに確率が低いということ。
もちろん今の世の中、大企業でもいつつぶれるかは分かりませんけども、個人事業主が事業を継続できなくなる確率に比べると相当低いのです。
創業後間もない会社の倒産の確率は確かに高いのですが、ある程度の年数が経てば安定していきます。
大企業はつぶれそうになれば銀行などが助けることもしばしばあります。
個人事業は開業して半年以内に40%が廃業に追い込まれています。
この安定性の違いが大きいのです。
ローンを組むのもクレジットカードを作るのもサラリーマンの方が有利
たとえば住宅ローンを組む場合ですが、勤務先と勤続年数が重視されるのはご存知の通りです。
やはり終身雇用制が基本にあるので、この先も安定した収入が見込めると言うことで住宅ローンの審査にも通りやすくなっています。
個人事業主が住宅ローンを組むとなると、これまでの実績とこれからの発展を金融機関がどう判断してくれるかによって左右されますので、審査に通りにくいのが現実です。
クレジットカードを作るにしても同じで、やはり個人事業主はかなりキビシイのが現実なのです。
カードローンもサラリーマンならば都市銀行や大手金融業者を利用できますが、個人事業主の場合は中小の金融業者を利用することの方が多いのが現実なのです。
そして借りることができる金額も、サラリーマンの方がはるかに多いのです。
サラリーマンが債務整理するとどうなるのか
個人事業主が破産しそうで債務整理することはよくあります。
ただし自己破産すると事業が継続できないので、任意整理することが多くなります。
これに対してサラリーマンが債務整理するとどうなるのでしょうか。
最も気になる点が会社にバレないのかということでしょう。
会社からお金を借りている場合に自己破産すればバレるのですが、会社からお金を借りていなければバレる心配はまずありません。
任意整理や個人再生による債務整理の場合は、会社からお金を借りていたとしてもバレる心配はありません。
自己破産すればマイホームや車はおろか、預貯金などの大半を失うことになり、それと引き換えで全てのローンや借金が無くなります。
それに対して任意整理や個人再生ならば財産を失うことなく債務が減らせるので、再出発するには良いでしょうね。