交通事故の示談金・慰謝料等の相場は弁護士さんに質問したほうが確実

今回はこの示談金・慰謝料等の相場について迷ったら弁護士さんに相談するメリットについてご紹介していきます。

示談金・慰謝料等の相場は高くする方法よりもどうすれば相場並の金額になるか考える

まず示談金・慰謝料などはアメリカの裁判のように何億と貰える事はとても稀であり、被害者であってもそんな法外な支払いを要求する事はできません。

これら示談金・慰謝料については、必ず被害者の状態に応じた支払いになりますので、基本的には相場を元にして支払いが行われます。

ではどうすれば高くなるのか、についてはあまり良くない話ですが、被害者が死亡する、または大怪我をしてしまった、後遺障害が残って等級認定されたなど、重い状況になるほど高くなります。

しかし、問題はこの示談金・慰謝料等の金額を加害者の保険会社が示した時、被害者からすれば少ないと感じる事が多く、交渉がまとまらないケースが多いのです。

お金が絡むために示談交渉では揉めることが多いので、交通事故においては被害者にとってまた面倒な話が発生してしまうポイントとも言えるでしょう。

示談金・慰謝料の相場がわからないなら弁護士さんに依頼するべき

示談金と慰謝料の質問で多いのが相場はいくらか、という話ですが、これはその人によって異なりますので一概には言えないでしょう。

示談金・慰謝料はその人が受けた損害によって変わってくるので、仮にある方が交通事故で200万円受け取れたとしても、全ての被害者が同じような金額を受け取れるとは限りません。

そのため、示談金と慰謝料の相場は一概に言えませんが、1つだけ言える事は保険会社としてはこれらのお金をあまり払いたくは無いのです。

しかも相場未満の金額を示されても、素人である被害者側にとってはそれが妥当なお金かは判断ができません。

そこで、示談金・慰謝料の相場について相談するならば、交通事故案件におけるお金の計算に強い弁護士さんに依頼したほうが良いでしょう。

弁護士さんであれば相場の金額を調べることが可能であり、かつ示談交渉をおまかせすれば増額することも多いのでとても頼りになります。

以上から、交通事故が大怪我であったり、死亡事故となった、後遺障害などが出た場合、示談金・慰謝料も相場として高額になりやすいです。

しかし、それが素人には判断できないので、交通事故の示談金と慰謝料の相場に詳しい弁護士さんに依頼すれば、満足行く金額を示談で得る事も可能と言えます。

交通事故における慰謝料相場を弁護士さんに相談して正しい金額を知る

交通事故によって怪我をした被害者に対し、加害者側は保険を使って賠償などを行っていきますが、その中に慰謝料というお金もあります。

慰謝料の意味はご存知のように、精神的な苦痛に対して支払われるお金のことなので、お金で解決することに抵抗があるかもしれませんが、加害者としてはこの方法でしか謝意の形を示せないのです。

ところが慰謝料に関しては示談交渉において、賠償金と共に金額面でトラブルになりやすいため、交通事故における被害者の心労がさらに増えてしまう原因にもなります。

交通事故における慰謝料は3種類あるが全て受け取れるとは限らない

まず、交通事故の慰謝料といっても、大きく分けると3種類あるのはご存知でしたでしょうか。

1つは交通事故が原因による怪我の治療で入院することになったり、怪我の治療などのために病院まで通院した事に対して支払われる入通院慰謝料があります。

次に交通事故が原因で後遺障害が14~1までの等級に認定されてしまった場合に支払われる後遺障害慰謝料があり、非常に重い等級である1級に近いほど金額が大きくなるのです。

そして、あまり良い話ではありませんが、被害者の方が亡くなってしまった場合、死亡慰謝料を被害者遺族に支払う必要性があります。

死亡慰謝料の金額がどう決まるのか、については簡単に言うと、亡くなった方の職業と年齢、そして家族における立場(稼ぎ頭だったなどであれば高い)で決まるようになっているのです。

そのため、交通事故に遭った方が常に全種類の慰謝料が受け取れるわけではありませんので、被害者としてどの慰謝料を受け取れるのかを知る必要性があります。

交通事故の慰謝料相場がわからない時は弁護士さんに相談するのがベスト

交通事故の慰謝料の種類で何を受け取れる可能性があるかはわかっても、慰謝料相場の計算について正しいか自信のない方もいると思います。

自分の計算した慰謝料相場が正しいか不安な場合は、交通事故専門の弁護士さんに依頼する事で正しい金額の相談をする事ができるのです。

そのため、自分の計算に自信がない、交渉の場で慰謝料が安かった時に、加害者側の保険会社の担当へしっかりと主張できるか不安な方も、弁護士さんに依頼するとこれらの不安要素も払拭できます。

また、慰謝料についての計算基準に関しても、弁護士さんは判例などを参考に弁護士基準で算出を行うため、こちらが思っていたよりも増額する可能性もあるのです。

加害者側の保険会社も内心安く支払えればと思っておりますので、相場よりも安い慰謝料を示す事が多いです。

なので、実際に弁護士さんへ依頼すると、慰謝料の金額が1.5~2倍以上になったということもあるため、非常に安い金額を提示されてしまっていたという事実もわかります。

以上から、慰謝料相場は自力で計算することも可能ですが、自信がない場合は交通事故案件を専門にする弁護士さんへ相談・依頼してみましょう。